がりがりなのにお腹が出ているのはなんで?
その理由を説明していくよー!
見た目はシュッと痩せているのに、下っ腹だけがポッコリ。
なんでなの!?
そんな悩みを抱えている方はいますよね。
でもご安心ください。
この記事では、がりがりなのにお腹が出ている原因・改善策について説明していきます!
それではどうぞー!
がりがり|はじめにお腹だけ出ているのが病的じゃないか確認!
病的なお腹の張り
お腹が出てしまう病気があるため、まずはチェックしておきましょう!
- 腹水の貯留
- 腎臓や肝臓の嚢胞
- 腫瘍
肝臓や腎臓の病気、女性の場合は子宮筋腫などでお腹が張る場合があります。
この記事では病気についての詳細は説明しませんが、体調不良のある方は必ず病院を受診してくださいね!
お腹が出ている定義って?
自分のお腹は出ているのかどうなのか分からない。
という方のために、一つ指標となる数値を紹介します。
それが“メタボリックシンドローム”
メタボリックシンドロームは内臓肥満に加えて血圧や血糖が高くて色々な病気を引き起こしてしまう危険な状態です。
メタボリックシンドロームの腹囲は以下のように定義されてます。
- 男性:85㎝以上
- 女性:90㎝以上
お腹が出ているだけではメタボリックシンドロームとは診断されないからご安心を!
痩せているのにこの数値以上の腹囲があるとお腹が出ているって言われてもしょうがない。。
がりがり|お腹だけ出ている要因
胃下垂
胃下垂とは、胃の位置が通常よりも低い位置にある状態をいいます。
ですので、食事を食べたり水を飲んだりすると胃が膨れて下っ腹が出てきます。
また、胃下垂では胃の働きが弱くなり、食べ物をうまく胃酸とからめることができず消化が悪くなってしまいます。
本来胃酸で食べ物を溶かして腸で栄養を吸収しますが、胃での消化が不十分だと腸でもうまく栄養を吸収できなくなってしまいます。
その結果、食べても食べても太れないし、胃が下にあるからお腹がポッコリした見た目となってしまいます。
姿勢が悪い
悪い姿勢
①猫背の場合
猫背だとお腹が丸まり脂肪が下腹部にたまります。
その結果、お腹が出ている見た目になってしまいます。
②反り腰の場合
反り腰だとお腹が前面に突き出した格好となるため、お腹が出ている見た目となります。
腹筋の低下
猫背・反り腰ともに共通していることは腹筋力が低下していることです。
仕事がデスクワーク中心の方や、週末は寝て休息している方など運動不足の方は要注意です。
鏡で横からの姿勢をみて、耳~外くるぶしが一直線になっているか確認してみましょう!
骨盤が前方に出ている方は腹筋不足が疑われますよ!
便秘による腹部膨満
便秘で腸に排泄物が溜まり、お腹が出てしまいます。
何日間お通じが出なかったら便秘になるの?
明確な定義はないんだよ。
お通じの回数には個人差もあるので便秘の明確な定義はありません。
ただし、このような症状には便秘にありがちです。
- 以前よりもお通じの回数が減った
- 便通があるけどなかなか出ない
- 便が固い
- 残便感がある
便秘なのかな?と思う方はこのような症状が出ていないか確かめてくださいね♪
食生活が乱れている
揚げ物やスナック菓子などをたくさん食べる方は内臓脂肪が蓄積し、気づいたときにはお腹が出てきてしまうので注意が必要です。
また、食物繊維を取らないと便通が悪くなり便秘を引き起こします。
水分摂取も大切です。
水分が不足すると老廃物がうまく排出できなくなり脂肪が蓄積します。便通も悪くなり、便が固くなってしまい、排便するのに苦労してしまいます。
食生活を見直すことも大切です。
お腹を引っこめるにはどうしたらいい?
胃下垂を改善する
そもそも胃下垂は体質的なものなので病的ではありません。
それを踏まえたうえで改善方法を説明していきます。
食後に右を下にして寝る
食後は右を下にした横向きで寝ると、胃の消化を助けられます。
食べ物をしっかり消化することで腸で栄養を吸収しやすくなります。
腹筋を鍛える
お腹周りの筋肉を鍛えることで内臓を本来の位置に保てるようにします。
筋力をつけて重力で内臓が下がってしまうのを防ぎましょう!
姿勢を改善する
猫背や反り腰の改善には腹筋強化が必要です。
腹筋を鍛えるおすすめの方法を紹介します。
プランク
肩の真下に肘をついて体を一直線にして姿勢をキープします。
腰が反ったり丸まったりすると効果が落ちてしまいます。
最初は30秒キープするところから目指しましょう。
慣れてきたら秒数を増やすか、肘を頭側に移動することで負荷量が増えるので腹筋により刺激をいれることができます。
ドローイン
おへそを引っ込めるように力を入れます。
その時に肩など他の部分には力が入らないように注意。
ドローインはお腹の奥にある腹横筋という筋肉が鍛えられます。
出勤中の電車や車、デスクワーク中など様々なシーンで鍛えられます。
できるだけ毎日頑張りましょう♪
便通を促す
食物繊維や水分摂取が大切です。
- 穀物 玄米
- イモ類
- 果物(みかん バナナ グレープフルーツ)
- 豆類
- ひじき
- 野菜(ごぼう セロリ キャベツ 白菜)
- きのこ(しいたけ しめじ エノキ)
- 海藻類(わかめ)
一日に必要な水分摂取は1.5リットル程度です。
それ以上水分量を増やしても排便量は変化がないといわれているので、消化の良い食べ物と合わせて排便を促すようにしましょう。
また、寝起きにコップ一杯分の常温水を飲むことで腸を刺激して排便を促すことができます♪
お腹を引っ込めようとした結果、さらにがりがりになってしまうあなたへ
お腹を引っ込めるために運動をしっかりしたらさらに痩せちゃってショックを隠せないそこのあなた。
ぽっこりお腹を改善しつつがりがりを改善する方法を紹介します。
カロリー摂取を増やそう
「摂取カロリー<消費カロリー」
になるとガリガリに痩せてしまいます。
太るために高カロリーなものを食べるようにしましょう。
そこで、栄養上のニーズも叶えられる高カロリーな食材を紹介します。
- 魚
- 卵
- チーズ
- ピスタチオ(560kcal/100g)
- アボカド(160kcal/100g)
- チアシード(480kcal/100g)
- 米
揚げ物や菓子パンはカロリーは高いけどぽっこりお腹を作っちゃうからダメだよ。
タンパク質を取ろう
筋肉はタンパク質がないと分解が進みどんどんとやせ細っていってしまいます。
そこで、タンパク質摂取量の目安を紹介します。
・男性(18歳以上):60g/日
・女性(18歳以上):50g/日
ぽっこりお腹改善に向けた運動をしたときはタンパク質もしっかり摂取してがりがり対策もしましょう♪
まとめ
今回の記事では、がりがりに痩せているのにお腹だけぽっこり出ている原因と改善方法を紹介しました。
胃下垂などは体質的な問題が大きいためなかなか改善は難しいかもしれませんが、食生活や運動習慣は個人の努力で改善できるものですので日常から意識して体形の改善を目指していきましょう!
最後まで読んていただきありがとうございました!
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